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技能実習生
2023年07月12日
最近ニュースでよく見かける技能実習生ですが大変ネガティブなニュース
ばかりが目立ち、まるで技能実習生を受け入れている会社は「悪い事をしている」かの様な
イメージばかりでまじめに技能実習生を受け入れている弊社としては残念でなりません。
現在、日本には技能実習生が約30万人在留しています。では本当にニュースで見るように30万人の大多数が
悪質な企業で働き、不当な扱いをされているのでしょか?
私個人の答えは「NO」です。
そもそも技能実習生受け入れには非常に細かい条件があり条件を守っていないと
受け入れも出来ません。
決められている条件をいくつかあげてみると
・管理団体への加入
・技能実習計画書の作成、外国人技能実習機構へ認定申請
・講習認定を受けた技能実習責任者、技能実習指導員、生活指導員を従業員から選任
・社会保険、労働保険加入
・居住スペース確保、準備(スペースの広さにも決まりがあります)
・ネット環境の準備(居住スペースで使えるWi-Fiなど)
・家電用品の準備
・生活用品の準備(歯ブラシ、洗剤など生活するためのものすべて)
上記以外にもいろいろな条件や準備がありますし契約、管理などの書類は膨大な量になります。
もちろん給料や残業、休日などに関して管理組合に厳しくチェックされ、抜き打ちで技能実習機構の監査が
はいります。
このように、技能実習生受け入れには労力もコストもかかりますし、きちっと対応していなければ
受け入れも禁止されます。
弊社が技能実習生受け入れを開始したのは2017年からになります。
この6年間に15人を受け入れてきましたがいまの所、失踪者や契約満了以外での離脱者は
おりません。
それは彼らの努力と人間性、日本人従業員の理解と協力、そして代表の実習生への熱い思いがあったからこそです。
受け入れはじめの頃は経験がないので彼らへの対応全てが手探りでつらい思いをさせた事も沢山あったと思います。
しかし初めて彼らと会った日から今日まで「日本に来てよかった、この会社で良かった」と思ってもらえる
ように努力し工夫し改善していきたいと思う気持ちに変わりはありません。
なにより、私たちも彼らに教わることが本当に多く新しい世界が広がっていきます。
このように、私たちと同じ思いでいる企業様はなぜかニュースには取り上げられないですが
沢山います。
弊社のような建設業は慢性的な人手不足、若者離れで深刻な状況ですので実習生という存在が
無くてはならない大切な人材です。
円安、低賃金で日本に来る魅力は半減していますができうる限り実習生受け入れを続け、今日を未来へと
繋げていきたいです(^^)